小さい頃から何をやっても長続きをしませんでした。
ゲームでさえ、新しいソフトを買っては、途中で飽きてクリアせず。
釣り、スキー、ギター・・・いろいろなものを試しましたが、道具を揃えて満足!
そんな感じでした。
そんな僕が30歳を過ぎて、いきなりハマりだしたものがあります。
それは読書です。
【読書】をするようになったのはしっかりと眠りたいから?
ぼくは、営業の仕事をしています。
次の日の商談や社内会議の資料など、仕事のことを考え出すと眠れないことが良くありました。
そこで、眠れる方法をいろいろと試してみました。
寝る前にホットミルクを飲む
確かに、寝る前にホットミルクを飲むと落ち着きました。
しかし、乳製品をとると昔からお腹がゴロゴロしてしまうため、逆に眠れないという事態に陥り断念しました。
睡眠音楽を聴いてみる
これは、かなりリラックス効果を感じました。
しかし、眠りそうになると逆に音楽が邪魔をするという悪循環に陥り断念しました。
読書をする
読書をする習慣なんてほとんどありませんでした。
本を開く場合は、漫画ばっかりでした。
学生時代に、授業中に教科書を読んでいると眠くなるということを思い出しました。
そこで、小説を買って読んでみると眠くなるまでの流れが良き!!!
ちゃんと眠くなるだけじゃなくて意識的に寝ようと思えるようになります。
ちなみに一番最初に買った小説がこちらです。
ある出来事がきっかけで、一人の少年が生死を彷徨ってしまいます。
すると、天使業界というところの抽選に当たり生き返るチャンスを与えられます。
しかし、生き返った少年はまるで別人のような性格になっていて、その理由となぜ少年は生死を彷徨うことになったのか、そして生き返った少年が家族や友達との触れ合いを通して変わっていくということを追っていくというストーリーです。
かなり有名な小説だということをぼくは知りませんでした。
そして選んだ理由は、表紙と題名がシンプルで読みやすそう。
本当にこれだけです。
あまりネタバレをしたくないので簡単に説明をしました。
寝る前の【読書】のメリットがすごかった!!
寝る前の読書って人体科学的にはどうなんだろうと思い調べてみました。
すると、ストレスの発散だけじゃなくいいこと尽くしで驚く結果が・・・。
現実世界からの一時離脱によるストレス発散効果あり
フィクション小説などを読んでいると、主人公や登場人物に自分を置き換えることで、現実問題から一時的に解放されることでストレスの発散になります。
記憶力の向上効果あり
人は、眠る前に取り入れた情報は脳に記憶されやすいということが証明されています。
小説を読んでいると眠くなるのですが、次の日に続きから読みだすと意外にストーリーを覚えているんです。
ビジネス本や自己啓発本などを寝る前に読むことで、日常の自分の糧となる情報をしっかりと脳に記憶させるという手もありますね。
睡眠の質の向上効果あり
最近では、寝るまでスマホかタブレットを見ているという人が多いと思います。
スマホやタブレットから出るブルーライトは睡眠には大敵なんです。
ブルーライトは太陽光などにも含まれます。
日中の光を夜にも浴びてしまうと体が昼と勘違いしてしまいます。
すると、頭では眠りたくても体が起きてしまうということになります。
それが自立神経の乱れとなり不眠症を引き起こしたりということがあります。
そのため、寝る前には液晶ではなく活字を読む!!
これが大切だと思います。
眠れるというだけで【読書】にハマったわけではない?
確かに、読書を始めたきっかけは眠るためでした。
眠れるようになっただけでなくそのほかにも驚くべき効果がありました。
その効果のおかげもありより読書が好きになりました。
その効果とは?
文章を読むスピードが上がった
本を読むときだけではなく、会社の会議資料などを読むスピードが上がりました。
それにより、自分の業務にあてる時間が増えました。
文章を書く時の言葉の使い方が良くなった(迷わなくなった)
客先へ向けてのメール文章や資料の文章作成などの際に、伝えたいことや大事なことを悩む時間をかけず作成できるようになりました。
相手の気持ちを考えられるようになった
状況に応じた返答ができるようになりました。
相手が、何を望んでいるかなど推察する力が少しではありますが、ついてきた気がします。
【読書】を始めてから時間の使い方が変わった
今までは、仕事から帰ってくるとテレビを観るかゲームをしていました。
読書を始めてからは、テレビを観るのもゲームをするのもほとんどなくなりました。
その理由は
- 話の続きが気になり空き時間を読書に使うようになった
- ビジネス本を読むようになり空き時間でいろいろな勉強をするようになった
勉強をする際には、スマホやノートPCを使うことがほとんどです。
ブルーライトを浴びてしまいますが、早起きが苦手なので夜にしてしまいます。
それでも、寝る1時間前からはスマホやPC画面は見ないようにしています。
それだけでも、しっかりと睡眠がとれていると感じています。
まとめ
今回の記事では、僕が実際に読書をするようになり良くなったことを紹介させていただきました。
小さい頃に、父親から「1か月に1冊は本を読め」と言われていました。
それがどういう理由なのかは直接聞いていないのでわかりません。
ですが、読書をするようになり読書の良いところがとても分かるようになりました。
生活リズムを整えるという意味でも読書は最適だと思います。
読書に抵抗があるのであれば、短編小説から始めてみてはいかがでしょうか。
読んだページが増えていくのが見てわかるのも読書の醍醐味だと思っています。
まずは1冊手に取ってみてはいかがでしょう。