お仕事

仕事にコミュニケーション力が大切な理由

ズバリ かなり大切です

と聞くと、仕事が嫌だなと思うかもしれません

年配の上司は良くお酒の付き合いもコミュニケーション力だと言います

コミュニケーションという言葉は人それぞれの解釈で良いと思います

勘違いしてほしくないのは、ご機嫌を取ることがコミュニケーションではないということ

では、コミュニケーション力とは何なのか?

なぜ大切なのか?

僕の経験をもとに紹介していきます

コミュニケーションの取り方とは?

コミュニケーションの取り方はいろいろな方法があります

  • 休憩時間に会話をする
  • わからないことを聞く
  • 仕事終わりに一緒に食事に行く
  • 休日に一緒に出掛ける

正直なんでも良いと思います

同じ職場の同僚・上司・先輩と関係はいろいろあります

接している時間は重要ではありません

コミュニケーションを取るために重要なのは

  • 相手の考えを引き出すこと
  • 自分の考えを伝えること

この2択です

簡潔に言うと言葉のキャッチボールができればそれで良いのです

1往復でも10往復でも構いません

相手によっては会話の往復が多いほうが自分を良く思ってくれることもあります

1日一言でも良いです

会話をするだけで良いのです

会話をするための情報を集める

人と話をすることが苦手な人は何を話して良いかわからないから苦手という人がほとんどだと思います

会話のネタを重く考える必要はありません

僕は営業の仕事をしています

出勤をして一番初めに会った同僚や上司と会話をすることを毎日のルーティンにしています

挨拶で終わっている人が多いと思います

なぜ一番初めに会った人かというと

誰とでも即興で会話ができるようになるためを目的としています

話しやすい人と会話をすることは難しくありません

あまり話したことのない人と会話をすることはかなり緊張したり気を遣ったりします

相手のことをほとんど知らなければ何を話して良いかわかりません

相手のことを知らなければ知るために話を広げようとします

会話の始まりなんてなんでも良いのです

僕「おはようございます」

相手「おはようございます」

僕「お早いですね」

相手「はい」

僕「何時くらいの電車で来ているんですか?」

相手「〇時です」

僕「その時間だと電車は混んでいますか?」

相手「そんなに混んでいないけど学生が多いかな」

僕「もしかしてお子さんと同じ電車で来ているんですか」

相手「そうなんだよ 家から駅までほとんど会話がないんだけどね」

僕「何歳くらいなんですか」

このような感じで日常のことを聞きながら相手の状況を想像して会話を広げます

他にも

「寒いですね」から初めて「どんな上着を着てくるんですか?」

といったことを聞いたりします

服や腕時計などの装飾品を会話のネタとして引き出すと相手のこだわりだったり趣味を聞き出すことができます

そのことに対して自分は無知でも別に問題ありません

「またお話を聞かせてください」という言葉で会話を終わらせれば相手は悪い気がしないはずです

良く会話のネタがなくて「今日は天気が良いですね」なんて言葉を耳にしますが決して悪いことではありません

今日は天気がいいですね→朝と夜の温度差に伴う服装について

会話を展開するためのネタはたくさんあります

全く関連性のない内容ではいけません

関連性のある内容から少しずつずらせる会話ができるようになれば他人と会話をすることへの苦手意識はなくなるはずです

少しずつ上達するために日ごろ通勤している道中の変化を探したりすれば情報が嫌でも入ってきます

そんな簡単なことで大丈夫です

コミュニケーションはギブアンドテイク

聞き上手な人はただ聞いているだけではありません

もしもあなたが誰かに相談するとします

相談する相手に求める条件は何でしょうか

親身になって相談に乗ってくれる人

この条件を満たす相手はあなたが信頼できる人に限られます

どうして信頼できるのでしょうか

それはあなたが相手のことを知っているからです

聞き上手な人=話を聞いているだけの人

これは間違っています

聞き上手な人=相手に的確な答えを返す人

聞くのが上手い人は相談相手がどんなことに悩んでいるかを聞き取り相手の求めている答えを言える人のことを言うと僕は思います

明確な答えを出すためにはより多くの情報が必要になります

これをもとに会話を考えてみると明らかに相談相手のほうが自分よりも話す数が多くなるということになります

ただ聞いてほしいだけなら誰でも良いのです

しかし聞き上手な人に相談する人は悩みの答えを求めている人が明らかに多いと思います

聞き上手な人になるには自分が相手の信頼・信用を勝ち取ることから始めなければいけません

信頼・信用を勝ち取るために最初にすることがあります

自分を知ってもらうことです

どこの誰かもわからない人には話しかけませんよね

それにどういう人かわからない人に身の上話もしませんよね

まずは自分がどういう人間かを知ってもらうことが大切です

相手の情報を引き出す=自分の情報を相手に知ってもらう

それがギブアンドテイクということになります

仕事の評価は売上+コミュニケーション力

会社員である以上は避けて通れないのが人事評価です

会社側の自分の評価はどうでしょうか

個人的な売上の成績が良くても給料が上がらない

個人的な売上がイマイチでも給料が上がる

このようなことがあると思います

それは会社にとってのあなたを雇っているメリットの評価になります

売上が上がったとしてもあなたが会社に与える影響が悪い物であれば会社はあなたを評価してくれません

売上がイマイチでもあなたが会社に与える影響が良い物であれば会社はあなたを評価してくれます

全く成績が良くなければ話は別ですがもしそこまでの差がなければ後者のほうが評価されている理由はどういうことになるのでしょうか

簡潔にまとめてみました

売上がとても良いが同僚や後輩の話を聞かない

売上を上げていれば良いというものではありません

あなたの売上を上げる方法を同僚や後輩に伝えるとどうなるでしょうか

一概に売上が上がるとは言えませんが売上が上がる確率が高くなることは必至です

会社としての売上が上がることは個人的な売上だけをあげるよりも昇給や賞与のアップに大きく影響してきます

売上がイマイチでも同僚や後輩へ体験談などを伝える

売上がイマイチでも自分の成功体験や失敗体験を同僚や後輩に教えると教えられた相手は同じ状況になった時に危険回避の意識を深く持つことができます

そのため失敗が減ります

仕事で失敗するということは損失を出すということでもあります

損失の数が少なければ会社として無駄なお金がかからないということになります

成功体験を教えることよりも失敗体験を教えることのほうが僕は重要だと思っています

お客さんは一人一人性格や個性が違っているため成功体験通りに話を進めていっても成功するとは限りません

失敗体験を知っていれば自分が危ない状況に陥った時に失敗を回避する参考になる情報をもたとに対策ができます

失敗を回避するためのすべは失敗しないことには学べません

ですが体験者からの情報があれば無駄な損失を出すことなく失敗を回避することができます

ここで大切なのがコミュニケーションです

成功体験や失敗体験を教えることもコミュニケーションです

それぞれ体験したことをその時の考えや思いを合わせて伝えることであなたをより理解してもらうことができるのです

コミュニケーション力をつけるためには話せる仲間を増やそう

僕はランダムに会った人と会話をするということをしていると紹介しました

初めは何を話していいのかわからず挨拶だけになることがほとんどでした

ですが挨拶をしていればあなたのイメージは良く思われます

毎日続けていれば相手から話を振ってもらえることも少なくありません

誰にでも毎日挨拶をするということから始めていくことで自然と会話ができる人が増えてきます

会話ができる人が増えればそれだけ人の考えを知ることができます

考えを知ることで相手の個性や性格がわかります

当たり前のことですがなかなか難しいです

話しやすい人がいるように話しにくい人もいます

話しにくい人にこそ話しかけて相手を知り自分を知ってもらうことが大切です

気づいたときには話しやすい人になっていることも少なくありません

まとめ

コミュニケーション力について説明してきました

相手に接することが大切です

会話を意識する必要はありません

大切なのはあなたと相手の繋がりを作ることです

毎日挨拶を交わすだけでも繋がりはできます

その延長線上に会話があります

挨拶ができるということだけでも十分なコミュニケーション力です

まずは挨拶から始めてみませんか