前澤友作さんが国際宇宙ステーション（ISS)から帰ってきて数日が経ちました
民間人が宇宙へ行くということは数年前から行われてきました
前澤さんがISSへ行ってくれたおかげで宇宙に興味を持つ人たちが
増えてきていると思います
そんなあなたへ宇宙を題材にした映画・アニメの中で
特にお勧めしたい作品を紹介します
アニメ プラネテス
この映画は宇宙ゴミ（デブリ）を題材にしたアニメです
主人公のハチマキ（星野八郎太）は宇宙飛行士として宇宙ゴミ（デブリ）を回収する仕事をしている
ハチマキが所属している宇宙ゴミ回収の部署は通称「デブリ屋」と呼ばれどこの部署からも必要とされない人たちが集まる部署になっていた
そこへ新人宇宙飛行士のタナベ（田名部愛）が配属される
タナベは宇宙飛行士に強いあこがれを抱いており誰よりも一生懸命に仕事に奮闘するがある日お金のためだと淡々と仕事をこなすハチマキと口論になり理想と現実のギャップに悩まされる
ハチマキは宇宙飛行士としての目標があったがその目標を達成することに及び腰となっていたが仕事に前向きなタナベと一緒に仕事をする中で自分の持つ可能性を信じるようになっていく
そのころ地球では資源の枯渇による奪い合いで各地で戦争が起こっていた
宇宙に夢を抱く人間ばかりではなく宇宙と地球を遮断するための計画がひそかに進んでいた
宇宙に夢を抱くハチマキとタナベが宇宙でお互いの夢に向かって様々な困難と向き合い成長していく
人は生きていくために仕事をしているということを宇宙の仕事を通して表現しています
戦争や貧困が未だ続いている現代と
ハイテクに見える未来でも
人間の根本は何も変わらないんだと考えさせられる作品です
テレビで放送されていた2003年当初は宇宙に関しての知識も興味もそんなになくて難しいアニメだと思っていました
社会人になって見直してみると本当に深い作品だと感じました
ぜひご覧になってください
アニメ 宇宙兄弟
宇宙が大好きな兄弟宇宙飛行士を題材にしたアニメです
子供の頃にともに宇宙飛行士になるという夢を持っていた兄弟
しかし兄は成長していく中で夢を追うことをやめて無難な人生を歩んでいる
弟は兄と目指した夢に向かって真っすぐ進んでいき兄よりも先に宇宙飛行士になる
宇宙飛行士の兄という嬉しいレッテルは弟を誇りに思うと同時に夢をあきらめきれない後悔となっていた
ある日職場で上司に弟を侮辱されてしまい手を出してします
その事件を機に会社を退職して無職になる兄
そんなあるときJAXAから手紙が届く
開いてみると数年に一度の宇宙飛行士採用試験の書類審査の合格通知だった
ともに宇宙へ行きたいと思い続けてきた弟からのおせっかいから採用試験を受ける決意をする兄
ともに宇宙へ行きたいというお互いの夢に向かって再スタートを切る兄弟を描く
結構コメディ要素が強いんですが
登場人物一人一人の宇宙に対しての想いがしっかりしていて
どんなシーンも食い入るように見てしまいます
地球では解決できない医療の問題でも
宇宙へ行けば何か糸口が見えるかもしれないなど
現実的に考えさせられる作品です
実写化もされており映画館へ観に行きましたが
とても面白かったです
漫画も未だ連載されておりこれからも目が離せない作品であることに間違いはありません
アニメ ウォーリー
量産型のゴミ処理ロボットと地球探査ロボットの友情の物語です
人間が生活できないほど汚染された地球でただ一人（1台）だけ動いている物がありました
量産型ゴミ処理ロボットのウォーリーです
淡々とゴミを片付ける毎日を送っていました
ウォーリーはシステムエラーによりいつしか感情を持つロボットになっていました
そんなある日宇宙から1台の機会イヴが降ってきます
ウォーリーはイヴを自分の部屋へ持っていきどんな時も大切に置いていました
イヴはある日起動し何やら地球の探査を始めました
ウォーリーとイヴは次第に仲良くなりウォーリーはイヴに自分の宝物を見せます
その宝物を見たイヴは自分の体へしまい宇宙へ帰っていきます
イヴを追って宇宙へ来たウォーリーは果たしてイヴを見つけることができるのか
イヴがウォーリーの宝物を奪っていった理由とは
ロボットとロボットの話になりますが
なんといってもどちらも可愛いです
お互いが感情を持ち合わせていますが
ロボットのためかどこかぎこちないのが良いです
寂しがるウォーリーの姿が本当に切なくなる作品です
洋画 オデッセイ
惑星に置き去りにされた主人公が地球に帰ってくるまでどう生き抜いたのかを題材にした映画です
火星の有人探査ミッションにより数名で火星の探査を行っている最中にひどい嵐に見舞われ火星探査ミッションの中止を余儀なくされる
そんな中ある一人の植物学者の宇宙飛行士の行方が分からなくなる
しかし火星からの脱出は余談を許さない状況のため一人を残し地球へ向け出発してしまう
火星に残された宇宙飛行士は火星に残された資源では到底地球からの救出までは間に合わない状況であった
果たして彼は無事に生きて地球に帰ることができるのか
あらすじを読むとなんだか悲しい話だと思うかもしれません
ですが全然悲しくないし暗くもないです（悲しくないという僕は非情かもしれませんが）
限られた資源（機械や植物や食料）では
地球からの迎えが来たとしても到底生き残っていけるものではありませんでした
しかし自分の植物学者としての知識を活かし
奮闘していく主人公を観ているとどんな時でも前向きに生きることが大切だと考えさせられる作品になっています
宇宙を舞台にしたサバイバルと言っても過言ではありません
洋画 アポロ１３
アポロ計画の実話をもとにした映画です
アメリカNASAのアポロ計画
ソ連との宇宙競争に勝つためにはアポロ計画の成功が一つの必要材料だった
しかしアポロ１３号は発射前に搭乗を予定していた宇宙飛行士が風疹に罹り急遽搭乗メンバーの変更を余儀なくされたりと不安が募っていた
訓練日程を終え発射当日を迎える
発射が無事に終わったかと思っていたがセンターエンジンが故障していた
ミッションに差支えがなかったためそのことについて重要視をしていなかった
月までの道中に酸素タンクの爆発に伴い酸素不足や電力不足に見舞われ月への着陸は中止となる
故障したロケットで搭乗クルーは無事に地球へ生還できるのか
実話をもとにしていると知っていて観ましたが
こんなことが宇宙で起こったらとても正気じゃいられないと思います
人間が生きるうえで最も必要な酸素が不足するという問題は何よりも大きな恐怖としてのしかかると感じました
どんなに窮地に追い込まれても人を思いやるということが学べる作品になっています
トム・ハンクスさんの作品はどれを観てもジーンときます
洋画 アルマゲドン
言わずと知れた名作です
地球に向かい小惑星が近づいていた
NASAはこの小惑星を内部からの爆発により地球への軌道を変えようとしていた
そこで小惑星に穴をあけ爆弾を仕込むというミッションが立ち上がる
そのミッションに適している人物が主人公ハリー
彼は油田採掘のスペシャリストだった
ハリーは信頼できる仲間たちと数人の宇宙飛行士とで宇宙へ飛び立つ
掘削作業中もガスによる爆発など様々なアクシデントに見舞われている中刻々と地球に近づいていく
彼らはミッションをやり遂げ地球を救うことができるのか
宇宙に行ってからもいろいろと問題がありすぎて
ずっと前のめりで観ていました
ただ守りたいもののために戦う男たちの姿に
感動させられっぱなしでした
最後は涙なしには見られませんでした
洋画 パッセンジャー
宇宙船の中で立った二人だけの恋愛を題材にした映画です
宇宙移民を目的として5000人の人間を乗せた宇宙船があった
100年近くを人口冬眠ポットで眠るはずが故障をきっかけに一人だけ目覚めてしまう
再度冬眠することができず1年間解決策を探していた
しかし解決策はないと悟った
ある日一人の冬眠ポットに眠る女性に惹かれ彼女のことを調べるようになった
調べるうちに彼女の冬眠を解いてしまいたいという感情が芽生えついに冬眠を解いてしまう
冬眠を解かれたことを知らない彼女は自分と同じ境遇の彼に惹かれていくがある日本当の事実を知ってしまう
そこで彼と彼女が出した答えは
1年間宇宙船の中でたった一人の状況なんて僕には耐えられません
たとえゲームがあっても耐えられません
地球まで自分の連絡が届くのにも50年くらいかかるなんて往復する間もなく・・・
人間味が溢れる主人公に惹かれる作品です
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最後に
日ごろ目にしている月や太陽に星も宇宙にあります
宇宙はかなり広大です
太陽系の中の惑星の中でも生物が存在している惑星があるかもしれません
何があってもおかしくないのが宇宙です
その宇宙にロマンを感じられずにはいられません
この記事で紹介した作品が一つでもあなたの心に残ってもらえれば嬉しいです
そして宇宙を少しでも身近に感じていただけたら幸いです
